コガネムシ⑤

疑惑が確信に

「コガネムシ④」でこれまでの一連のコガネムシはクロコガネだったのでは?という疑惑を書いたのだが、疑惑は半分は事実だと判明した。

2021年5月29日に庭で発見した幼虫は7月3日に蛹になり、7月23日に羽化したのであった。そのお方の羽化当日の写真がこちら。2021.7.23

上の写真のコガネムシは、羽化後性成熟のために土に潜っていた。前回コガネムシを育てた時は潜った7日後に土から取り出したのだけど、今回の個体は約2倍の16日後に土から取り出してみた。すると…

おお、やはり。真っ黒だ。これは間違いなくマックロクロコガネスケだ。2020.8.8

ということで今回のコガネムシはクロコガネでした。同じく前回のナガチャコガネ(?)も多分クロコガネだったのだろうと思う。ただし前回のコガネムシの蛹と今回の蛹には若干差異があった。

二つの蛹は、顔の形、足の長さ、後肢のトゲの形などが違った。右が今回クロコガネと判明したコガネムシの蛹時代。 2020.7.5

二匹が別種なのか、同種の性別違いか、同種の同性別の個体差なのか不明だったのだが、結局性別はどちらもメスだったので、別種か、同種の同性別の個体差か、のどちらか。これは来年以降何匹か幼虫を蛹にして孵してみればハッキリする。まぁ何にせよ、先は長いようだ。言い換えれば、お楽しみはこれからも続く。

高松の池にて

そしてクロコガネを前回同様高松の池の陸地に放流。 2020.8.8
前回のコガネムシは放した後また土の中で追熟(?)したのだろうか。今回の個体も前翅の一部が若干赤いので成熟しきっていないのかも。放したらすぐ土に潜っていった。次飼育するときは自分で土から出てくるまで待ってみることにした方が良いな、と思いながら見送る。2020.8.8
コガネムシを手放した代わりに別の様々なものを手に入れた娘。色々なものが意図的に、また意図無く世の中を巡っているんだなぁ、とふと思う。大きなものだけでなく、クレオパトラの水みたいに極々小さな原子たちも。息子を構成していた微粒子も、大気に放たれた後でいつの間にか私の中に取り込まれて、またいつの間にかどこかに出ていったのだろう。もしかするとその時、私の細胞は私が気付かないうちに喜んでいたのかも知れない。 2020.8.8
何かを真剣に見つめる時に膝を抱えてしゃがむ娘が可愛い。トトロのメイちゃんのようだ。ところでこの態勢(かかとを付けてしゃがみ、尻は付けない。そして足の甲に指を揃えて手を添える)を真似したかったが、大人の私には難しかった。 2020.8.8
戦利品の内訳は、左上から右に向かって栗、エゾゼミ(死骸)、アブラゼミ(死骸)、アブラゼミの抜け殻、マムシグサの実、落ち葉、…後の2つは何の実か分からない。しかし短時間でよくぞここまで集めた。求める人のもとにはなにがしか集まるものだ。 2020.8.8

おわりに

小さい頃に何度も通って楽しんだ場所は、次第に自分の中でパワースポット化していく。そして大人になるまでの間に、また大人になってから、小さい頃の楽しかった思い出や温かい気持ちを追体験するためにその場所を訪れたくなる。そして実際行くとひどく懐かしくなり、じわじわと元気が出てくる。そんなパワースポットを沢山持っている人間は強いと思う。

将来娘が何か困った時に高松の池に来て、そこで少しでも癒されて欲しい。本当は私たち両親のところに来て癒されて欲しいのだが、人間は感情の生き物なので毎回100%相互にうまく行くとは限らない。それに我々もいつかはこの世から居なくなる。十中八九、いや十中十、娘より先だ。「親死ぬ、子死ぬ、孫死ぬ」は世の道理であって、決して狂ってはならない。

そんなわけで、娘にはもう少し一緒に高松の池遊びに付き合ってもらって、楽しい思い出を沢山作ってもらいたいとお父さんは思っていますのでこれからもどうぞよろしくお願いします。将来もあまりウザがったり嫌ったりしないで下さい、頼みますm(-_-)m

コガネムシの話とは大分ズレたけど、このページは以上で終わり。

(2021.8.14)

コガネムシ①

コガネムシ②

コガネムシ③

コガネムシ④

コガネムシ⑤

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