コガネムシ②

前回の「コガネムシ①」では庭で見つけたコガネムシの幼虫の2021年5月10日までの様子を書いた。

今回はコガネムシのその後についてだが、このページには幼虫や蛹の写真が沢山出てくるので、苦手な人は下に進まずに退出してください。

本当に、良いんですね…?(笑)ヒメフウロの花に特に意味は無し。

 

コガネムシの幼虫が、蛹になり、成虫になるまで

動画を埋め込みたかったのだが、すんなりいかなかった。とりあえず今回は動画をキャプチャした静止画を載せておく。体を前後にゆすって何だか苦しそう。腕は少し前から透明っぽくなっていて、どうやらもう動かせないようだ。蛹になる日が近いのだろう。2021.5.18
しまった。朝までは幼虫だったのに。夜に見てみたら蛹になっていた。クリーム色で透明っぽくてきれいだ。お腹部分だけ動かせるみたいで、前後左右にお腹をモソモソ揺らしていた。2021.5.21
ほんのり色づいてきた。幼虫は土臭くてまずいそうだが、蛹になる時に土入りの糞を全部出すので、蛹はもしかしたら美味しいのかもしれない。と言っても食べる勇気は今のところないけど。食べる必然性も全く無いし。2021.5.23
飼育ケースの底にいる蛹の写真を撮るのは案外難しい。ということで掘り出してみた。今後は観察しやすいようにクワガタ虫マットの表面に乗せておこうと思う。2021.5.25
蛹のいた穴に残されていた、幼虫の抜け殻。左が頭、右がお尻。2021.5.25
土中でなく土の表面に乗せておいて大丈夫かな?意味があるかは不明だが、とりあえずカプセルを上にかぶせて一応のシールドとしよう。2021.5.25
透明で綺麗ですな。しかしソニーのDSC-RX100M5Aというチビカメラで撮っているが、1インチのセンサーであまり映りがよろしくない。α7Ⅱに付けるマクロレンズが俄然欲しくなってきた(欲を言えばα7Ⅲも欲しい)。2021.5.26
時々お腹を前後左右にフリフリする。お腹以外は動かせないようだ。若干目が茶色っぽくなってきた。2021.5.28
話はズレるが、田んぼづくりで庭をいじっていたらまたコガネムシの幼虫が出てきた。この前の幼虫(蛹さん)より若干大きい。よし、こいつも一緒に育てよう。2021.5.29
こうして、二人の奇妙な同居生活が始まったのです。2021.5.29
蛹さんは目がさらに茶色くなってきた。少し固くなった気もする。2021.5.30
今度の幼虫は前回の幼虫(蛹さん)に比べてずいぶん食いしん坊だ。見ると大抵クワガタ虫マットを口に運んでいる。しかし手が器用だ。2021.5.30
またまたちょっとズレるが、庭で田んぼいじりをしていたらクロコガネを数匹見つけた。蛹さんはクロコガネなのかもしれない。2021.5.30
久しぶりに蛹の背中側も覗いてみた。蛹になりたての頃からあったが、お尻に近い方に眠そうな目みたいな模様が二列ついている。ネットで調べたけれどこれが何なのかは分からなかった。2021.5.31
前足のすねのギザギザのところの色が濃くなってきた。2021.6.2
デーンとアップ。SIGMAの105mm F2.8 DG DN MACROを買いました。良い映りだ。α7Ⅲは…、もう3年以上欲しいと思っているが、まだしばらく先だな。2021.6.3
毎日見ていると変化があまり分からないけど、数日あけた写真を並べてみると変化が良く分かる。三日前に比べて全体的に色が濃くなってきている。2021.6.6
羽化直前。三日前からさらに色づいた。2021.6.9
あ。。。残念、うかうかしていたら羽化してしまっていた。迂闊。クロコガネかな?と思っていたけど、ナガチャコガネのメスだったみたい(何だかずいぶん大きいけど)。コガネムシの抜け殻(前方の茶色のもの)は薄いので、セミの抜け殻のように元の形を残すことはない。2021.6.10
羽化してそこまで時間が経っていないみたい。前羽の色が薄い。2021.6.10
しかしよく見ると結構愛嬌のある顔だ。もしかして美人さんなのか。2021.6.10

写真を撮りつつ成虫の様子をチェック。蛹時代に何度もつまんだり置いたり転がしたりしてしまったけれど、特に障がい等はなさそうだ。その節は大変失礼しました。
餌は食べず、少しして土に潜っていった。調べたところ、羽化後は性成熟のために1週間~10日程度土中でじっとしているらしい。それならその分遅く羽化してもいいような気もするが、きっと今の形が生存確率的に有利なのだろう。

しばらく前に娘が「生まれたら庭に逃がしてあげようよ」と言っていたが、放流会はどうやら次の週末になりそうだ。その様子と次の幼虫の成長の様子は「コガネムシ③」で触れることになるだろう。それにしても娘は優しい。父はとても嬉しい。

あと、このページを書いている今現在、庭の田んぼでアマガエルがしきりに鳴いている。少し前にいたアマガエルと違って鳴き声が高く小さめで早い。若いカエルかな。

アマガエルについてもそのうち別のページで紹介することにしよう。

(2021.6.13)

コガネムシ①

コガネムシ②

コガネムシ③

コガネムシ④

コガネムシ⑤

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