七夕②

週末になったので、没食子インク作りを始めます。

一応配慮して、屋外にてインク作りを開始。まずはカセットコンロに水を入れたホーロー鍋を置いて… 2021.7.10
没食子を投入して火をつける。2021.7.10
続いて錆びた鉄くぎも入れる。分量は適当だが、化学反応だから余計な分は反応しないでそのまま残るだけだ。最後に濾すので、あまり気にしなくて良い。2021.7.10
没食子の中のタンニンを水に溶け出させたいので、はさみでチョキチョキと切る。あ、何か出てきた(-_-;)。 2021.7.10
この間ずっとためてきた稲の葉露を入れて、また没食子をはさみでチョキチョキ。 2021.7.10
ちゃんと反応しているようだ。液体が黒くなってきた。2021.7.10
没食子から出てきたのは、ハエの幼虫でした (-_-;)。没食子を集めた時まだ中にいて、枝から離れた没食子が水分を失って固くなり、出てこられなくなったのだろう。ごめんなさい。※グロいかもなのでクリックしても拡大しません。2021.7.10
15分くらい煮たところで変化が無くなった。念のためプラス10分様子を見た後、25分で煮る作業は終了。2021.7.10
100均で買ってきたドリッパーに100均のフィルターを3枚重ねでセット。2021.7.10
できた液体を濾す。途中で詰まって下に落ちなくなったので、丸めて絞った。それを2回繰り返した。2021.7.10
60CCくらいできた。2021.7.10
試しにつまようじにチョンチョンとつけて字を書いてみたら大分薄かったので、煮詰めて水分を飛ばす。2021.7.10
保存容器に増粘剤のグリセリンを少量入れる。良く分からないので1.5CCくらい×2さじ。2021.7.10
そこに冷ましたインクを入れてゆっくりかき混ぜて、完成。最終的に20ccくらいになった。2021.7.10
没食子インクは酸性なので鉄ペンは傷むらしいが、持っている万年筆(パイロットのカヴァリエ)のペン先は金メッキなので大丈夫だと見た。2021.7.10
とは言えどうなるか分からない。心配なので、早めになくなるようにインクを半分だけ入れる。2021.7.10
試しに字を書いてみた。若干薄いけれど初めてにしては上出来だ。後で水分をもう少し飛ばして色を濃くしよう。それにしても、小さい頃習字を習うべきだったといつも思う。きっと世の中の大半の人もそう思っていることだろう。2021.7.10
インク作りが七夕の日に間に合わなかったので、七夕の願い事は仮の紙に書いて息子の仏壇に乗せておいた。この紙に書いてある願い事を、作ったインクで短冊に書き写す。2021.7.10
短冊。この後、願い事を書き写した。2021.7.10
七夕は終わったので、短冊はトトロの風鈴につけました。2021.7.10

息子よ、願い事が叶うかどうか、見守っていてください。

(2021.7.11)

七夕①

七夕②

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