職場の昇進試験がようやく終了したので、1ヶ月ぶりにブログを開いている。処暑、白露と来てまもなく秋分。相変わらず時の経つのは早いものです。
試験の結果は2ヶ月くらいで分かるらしい。手応えは良かったし期待しながら待つとしよう。
ノコノコノソノゴ
さて、ずっと気になっていたノコノコ(ノコギリクワガタの幼虫)のその後。8月9日に生まれて、マット瓶に入れていたが、外観からはその消息は不明だった。
期待と覚悟を半々に、マット瓶のマットをほぐす。ギュウギュウに詰めたので結構固い。朽ち木の再現だからな。ノコノコを傷付けないように慎重に作業を進めていくと…。
飼育しているクワガタが生んだ卵から幼虫を育てるのは初めてなので嬉しい。この調子で順調に育って欲しいぞ。
お父さん、さようなら
ノコノコは順調だが、そのお父さんは残念ながら逝ってしまった。6月30日に四十四田ダムで見つけてから2ヶ月強。大いに楽しませてもらい、感謝。ちなみにお母さんクワガタはまだ健在だ。
終わりに
娘はまだ死をはっきりとは認識していないようだが、いずれ理解が進んでいくだろう。そうなると亡くなった弟の事を悲しむだろうな、というのが今の心配事だ。もう一人兄弟が生まれたら、…どうなるかな?
それと、娘の認識では今弟は自分のお腹の中に入っていて、そのうちポコッと生まれてくるそうだ。「◯◯(息子の愛称)が生まれたらお父さんにくっついて『お父さん、大好き』って言うんじゃない?」と娘に言われて、不覚にも泣いてしまった。いつか娘が子どもを生んだら、娘と妻と私、それぞれどんなことを思うのだろうか。
夏が終わり、秋が来て、冬になる。季節はめぐり続け、時が戻ることはない。ただし、今年の夏と来年の夏は全くの別物であり、しかしある意味では全く同一でもある。別のものであることに救いがあり、同一であることにも救いがある。
(2021.9.15)