田んぼ⑥

2022年の夏に親父が亡くなり、その後田んぼのことは書いていなかったが、2022年も2023年も田んぼ遊びは続いている。
今回は2022年の田んぼがその後どうなったかを書いていく。

2年目もしっかり穂が付いた。最初に米をくれた先輩から、「同じ場所で採れた米であまり世代を繰り返すと遺伝子的に重みが増して弱る」と聞いた。ハプスブルク家みたいなこと?来年一年くらい繰り返したら、別の血を入れようかな。 2022.9.3
収穫の前日。この時期の少し前、去年同様鳥の襲来にさらされて、結局不織布とネットで覆った。鳥の命より自分の趣味を優先した気もしたけど、ここの米が食えなかったからと言ってスズメが餓死するわけではない。たぶん。2022.10.22
さて年が変わり2023年(の3月 笑)。去年は2kg以下は動作しない精米機しか知らなかったのだが、フラフラと見て回ったらきちんとありました。もっと少量でも動く精米機、コメ太郎が。2023.3.25
精米を待つ我が庭の米。上手くいくのだろうか。2023.3.25
この精米機は、重さではなく投入先にあるセンサーが米で覆い隠されることにより動作するタイプ。1kg程度だったが、十分センサーは隠れて動き出し、感動。2023.3.25
わー。出てきました。ウチの米だよマジで。2023.3.25
精米終了。研ぎたてほやほやの米。機械の熱でホカホカだ。早くホカホカのご飯にしたい。2023.3.25
家に帰り計ってみると、748gだった。笑 2023.3.25
1合は150gということなので、2022年の収穫量は米5合だ。まぁ、松坂桃李くんばりに「これだけぇ…!?」と言いたい!という夢は叶った。2023.3.25
せっかくなので100%庭の米でご飯を炊いてみた。2023.3.25
完成。果たしてそのお味はいかに!? 2023.3.25

というわけで2022年の収穫は5合だった。

食べてみた感想は、意外や意外、極めて美味しくもなく、かといって特にまずい訳でもなく、だった。もっと美味しくて感動するかと思っていたのだが。
自分で作ってみて思う。結構手間暇かかる割に、採れ高は少なく、思ったほど美味しくもない。農家さんは凄い。農家さん、ありがとう。

とはいえ田んぼいじりは庭いじりと同様に無心になれて面白い。
美味い、まずい、多い、少ないを離れて、融通無碍に遊戯三昧を楽しむつもりで2023年も行きましょう。
…と思った2023年の早春なのでしたとさ。

(2023.10.12)

田んぼ①

田んぼ②

田んぼ③

田んぼ④

田んぼ⑤

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