メカ生体ゾイドについて思う

年末年始に妻と娘を連れて両親が住む実家に帰省してきた。

例年だと兄弟家族や親戚が集うのだが、今年はコロナを考慮して各自タイミングをずらしたり、県外の兄弟は帰省を自粛したり。来年は皆で集まれるようになっているだろうか。

暇な時間にふと思い立ち、自室の屋根裏に上がって十数年ぶりにゾイドを引っ張りだしてきた。ウルトラザウルスとアイアンコングMK-Ⅱの二体。この二つ以外は全て処分してしまった。全く、ずいぶん勿体ないことをしたものである。

ウルトラザウルス。1986年9月発売。発売当時は5980円だった。写真は2020.12.31。
恋い焦がれたウルトラザウルスをサンタさん(仮)からもらい、とにかく喜ぶ私。1986.12.24。思い返せば自分の人生で一番嬉しいプレゼントだったかもしれない(笑)。このクリスマスの前に大事件が発生したのだが、それはまた別の機会に書く。
アイアンコングMK-Ⅱ(量産型)。1987年6月発売。確か3980円だったと思う。鳴き声を発する初のゾイドだった。写真は2020.12.31。

ちなみにゾイドとはトミーが発売していた組み立て式の動くおもちゃである。現在タカラトミーから発売されているゾイドワイルドは2018年スタートの第3期。少年時代の私の胸を熱くさせたのは1983年に「メカ生体ゾイド」としてスタートした第1期のものだ(その辺の詳細はウィキペディアを見るべし)。ゾイドゴジュラス、アイアンコング、ウルトラザウルス、デスザウラー、マッドサンダー、ギルベイダー、・・・。次々に登場する新作ゾイドの存在が小さいころの私の最大の関心事だったといっても良い。後半はオルディオス、ガンギャラド、キングゴジュラスと、慣れ親しんだゾイドとはだいぶ違う雰囲気の個体に変わっていき、最後はZ(ズィー)ナイトなる二足歩行の人型リモコンロボットになって終わってしまった。

ゾイドを見て思うことはたくさんあるが、ここではとりあえず二つだけ書いておく。一つ目は、小さい頃の幸せな思い出は大人になってもずーっと残り続けるから、自分の子どもの子ども時代はよくよく楽しませてあげなければならないぞ、ということ。もう一つは、大事だったものはむやみに捨ててはならないぞ、ということだ。後悔は先には立たない。

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旧ゾイド好きな人間はたくさんいるらしく、コトブキヤから定期的に旧ゾイドの新作プラモが出ている。トミーの動くゾイドとは全く別物ではあるが、こちらはこちらで実にカッコいい。数年前に弟からプレゼントされてカノントータスを作ってみたことがあるが、今回この文章を書いてまた沸々と興味が沸いてきた。今後何かしら買って作ってみようかな。

コトブキヤのカノントータス
トミーのカノントータス。スーパーで母親に買ってもらったゾイドソーセージで当たりが出て、もらった。その後母親が「子供の無垢な心が当たりを引き寄せるのだ」と息巻き、同じスーパーで私に抽選会のガラガラを回させたが、結果は全てスカだった(笑)。写真は1986.11.25。

(2021.1.2)

過去写真

最近、実家の膨大なアルバムの写真をデジタル化する作業に勤しんでいる。ゾイドが写っている写真も沢山出てきたので、せっかくなのでこの下に都度貼っていくことにしたい。(2021.1.24)

レドラー。1988.3.27。
1991.1.26。デスザウラー。

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