冬の高松の池で見られる水鳥たち

娘も妻も私も一年を通して高松の池をブラブラ流すのが大好きなのだが、冬の渡り鳥の観察もまたなかなか楽しい。ただし沢山の種類の鳥たちがひしめき合っていてどれが何なのか良く分からないということになるだろうから、このページを見ればある程度分かるようにする。このページに載せる鳥は以下の12種類です。

オオハクチョウ
マガモ
カルガモ
マルガモ
オナガガモ
ヒドリガモ
キンクロハジロ
ホシハジロ
ミコアイサ
カワアイサ
オオバン
ハシブトガラス

オオハクチョウ

ハクチョウは外見上で雌雄の見分けはつかない。2021.1.3。
大人のオオハクチョウ。2021.1.3。
子ども。生まれてから飛べるようになるまで2~3か月、大人と同じ白い体になるのには2年くらいかかるという。2021.1.3。
母鳥は1回に4~7個の卵を産むそうだ。もしかしてこの幼鳥5羽は兄弟?2021.1.3。

マガモ

マガモのオス。2021.1.3。
お尻の毛が二か所クルンとしているのもマガモのオスの特徴(エクリプスの時には無い。エクリプスについてはそのうち書く)。
しかし氷の張った池を泳いだり雪の上を歩いたりして寒くないのかな。2021.1.3。
マガモのメスの写真が出てこなかったので、取りあえずマガモのカップルが写っている(ボケてるけれど)写真を載せておく。マガモとコイに興味津々の娘。自然に親しんでくれて、父は大変嬉しい。2020.11.14。
と思ったらマガモのメスの写真が出てきた。…が、何だか色がずいぶん薄い。
過去写真をさがしたらこんなのも出てきた。このメスも大分色白に見えるが、カメラの露出オーバーかな?でもオスの色は白飛びしていないな。2020.5.7。
同日別アングル。どうやら露出のせいではなく普通に色が薄いようだ。2020.5.7。
スタンダードな色のメスの写真を撮ってきた。2021.1.9。

カルガモ

カルガモのオス。カルガモのオスとメスの見分けは大分難しい。2021.1.3。
カルガモのメス。オスとの違いは大きさや各パーツの色合いだが個体差が大きく、確実な識別方法は書けない。ペアを見つけたら黒っぽい方が多分オス(笑)。ちなみにカルガモは渡り鳥ではない。2021.1.3。

マガモ×カルガモ

時々このような個体も見かける。マガモのオスとカルガモの両方の特徴を兼ね備えた、通称「マルガモ」。マガモとカルガモの雑種。2021.1.3。
同じくマルガモ。マガモのようなクルンとしたお尻の毛が少しある。カルガモ×マガモのほかに、オナガガモ×マガモの交雑種もいるらしいが、見たことはまだない。2021.1.17。

オナガガモ

こちらはオナガガモ。オス。尻尾も長いが首も長い。2021.1.3。
オナガガモのメス。尻尾はオスほどは長くない。メスも他のカモに比べてスリムでスマート。2021.1.17。
オナガガモのオスとメス。ところでオナガガモを三回言うと早口言葉っぽくなる(笑)。2021.1.3。
オナガガモのオス(エクリプス)。2021.1.17。
見渡す限りオナガガモ。…と思ったら一匹だけカルガモ。どこにいるか分かるかな?2021.1.9。

ヒドリガモ

ヒドリガモのオス。オナガガモに若干配色が似ている。図鑑には「数百羽の大群を見かけることもある」と書いてあるが、高松の池ではあまり見かけないように思う。2021.1.17。
頭は赤茶色で額がクリーム色、目の周りは光の角度で緑。2021.1.17。
鳥には歯がない。でもカモの仲間には口元にくし状の「板歯」があり、これはくちばしと同じケラチンで出来ている。ケラチンは動物の爪や毛と同じ材質。エビの殻とか昆虫の甲皮とかも同じだと思ったが、そちらはキチンだった。2021.1.17。
ヒドリガモのメス。子ども。2021.1.17。
大人のメスの写真が撮れた。2021.2.28。
ヒドリガモのオスとメス。2021.2.28。

キンクロハジロ

オスの冠羽は後頭部に垂れる。春まで伸び続けるそうだ。2021.1.17。
光の加減で顔が紫や緑に光って見える。目は黄色。2021.1.9。
キンクロハジロのメス。冠羽はオスより短い。この写真だとまだほとんど伸びていないので見づらいカモ。目はオスと同じく黄色。2021.1.3。
メス。冠羽が伸びてきた。2021.1.17。
メス。2021.2.28。

ホシハジロ

ホシハジロの群れ。3年前、2018年1月には高松の池にオオホシハジロが訪れて話題になったという。探してみたが見当たらなかった。2021.1.3。
ホシハジロのオス。目は赤い。他のカモに比べて警戒心が強いのか、岸に近づくことが少ない気がする。2021.1.9。
ホシハジロのメス。オスの色をくすませたようなカラーリング。オスと違って目は黒い。2021.1.9。

ミコアイサ

ミコアイサ。オス。立派な冠羽がある。体は小さい。2021.1.9。
同じくミコアイサのオス。潜水して仙水風ヘアに(笑)。2021.1.3。
オス。冠羽の一部と目の周りは光の加減で緑色に光る。口元にギザギザが見える。ヒドリガモのところに書いたが鳥には歯がない。アイサの仲間の歯みたいなものは「鋸歯状突起」。2021.1.17。
ミコアイサのメス。ちっちゃくて冠羽がボサボサで可愛い。2021.1.9。
つがい。漢字で書けば、「番い」。2021.1.9。

カワアイサ

カワアイサのオス。他のカモより少し大きい。一羽~数羽の小集団で暮らすそうだ。2021.1.17。
1つ目の写真では分かりにくいが、後頭部の毛が立ち気味で首回りが特徴的。オスの頭は光の角度で紫や緑に光る。2021.1.31。
口元に鋸歯状突起が見える。足は他の鳥に比べて後ろについていて、歩くのが上手ではないという。2021.1.9。
カワアイサのメス。メスの頭部は茶色。体の色はオスより薄い。2021.2.28。
同じくカワアイサのメス。2021.2.28。

オオバン

オオバン。体は黒く目は赤い。くちばしは白く、その上に角質化した「額板」をもつ。額板の役割は解明されていない。2021.1.3。
クイナの仲間ということで、カモの仲間とは足の形も違う。水かきはないが泳ぐのに適した形をしている。2021.1.17。
この鳥も見た目で雌雄の判別はつかない。2021.1.3。

ハシブトガラス

ハシブトガラス。必要か不明だが、何となく載せたくなってしまったので。2021.1.3。
同じくハシブトガラス。彼が幼鳥時を思い返せば「ガラスの少年時代」(笑)。とか言って、やっぱりカラスも見た目では雌雄の区別はつかない。2021.1.3。

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